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本/最後の家族  
最近、ずいぶんゆとりが出来て
いろんな本を着々読んでいる。

感想を書きたい本は沢山あるので順次かいていこうと思っているが
今日はこれ。
おもしろくて二日で読破。
夫が図書館で借りた物です。

ひきこもりの息子を中心に
それぞれの家族模様が それぞれの人物の角度から書かれているので
同じシチュエーションを母親・父親・息子と妹という家族の角度から
章にわけてかいてある。
だからそれぞの家族の立場での感じ方を、読者も体感することになる。

村上龍は熱い人だと思う。
そして素晴らしい作家だとまたまた思った。
この小説のキーワードは「依存と自立」
ではないかなーーと私は思っている。

ひきこもりという衝撃的な息子の生活を
それぞれの家族が、どううけとめて変化していくか。
動揺や失望はそれでもおさえめに描かれているが
やはり重苦しいテーマ。
問題のないように見えた息子の心の変化を
母親は見逃してしまったことで
家族だけではかかえきれない問題を
社会を通して解決の糸口を探しはじめる。

精神科医・ひきこもり問題を受け入れるNPO法人・・いろいろ
結局そうして母親は子供を受け入れる。
そしてそれは母親の人としての自立でもあった。
会社人間である父親は
当然息子の問題からは逃げているが
いずれ、それを理解する糸口がみつかり
妹は、ひきこもりの兄をもったことで
もとひきこもりの青年との出会いで成長していく。

ひきこもりの青年自体は、ドメスティックバイオレンスを
とある事情から目撃してしまってから、
何かと戦う姿勢をもちはじめる。
それが目覚めになる。

読んで感じた事は、いろいろなんだけど
子供を愛しているから、子供の人生に関わる。
けれども、そらは私ではなく
私はそらではない。
その複雑なジレンマに最近考える事が多い私に取って
すごくよい本だった。

それぞれの自立によって家族はバラバラになった気がするのだが
実は家族はそこにあるのだな。
どうしても隔離された環境で
とりくまなければいけないひきこもりの問題だけれど
依存しあう関係から、一歩歩き出す事が
大きな鍵なんだろう。

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【2006/10/12 08:10】 | トラックバック(0) | コメント(2) |
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comments
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haruさんおはよう。
村上龍さんの本は、サッカー関係ばかり読んでいて
・・・その本は知りませんでした。
haruさんの感想を読んで、すごく興味がでました。
依存すること、自立すること、
家族といってもそれぞれが個であること、
私も時として身につまされることがあります。
自立するってことは、現実的には
離れることに繋がるのかな、とも思ってました。
いい本にめぐり合ってよかったですね。
【2006/10/12 09:17】 URL | グッチ #-[ 編集] |
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グッチさんこんにちわ
いい本でしたよーー
ノンフィクションなんだけど
いろんな取材をきっちりして臨んだ本らしくて
しっかりリアルです。

>家族といってもそれぞれが個であること、

子供の問題を考えるとき
家族がきちんとそれぞれがしっかり生きること
それが大事だと気がつきますよね。

サッカーの本を村上さんがかいていることもしらなかった私ですーー
そーーいえばサッカー好きだったですよね。
私、すんごいスポーツ音痴なんす。

【2006/10/12 12:44】 URL | haru #-[ 編集] |
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